机の下にもぐる勇気

また、大きな地震がありました。震度6強だそうです。もう10年以上経つとこれが東日本大震災の余震なのかどうかも分からなくなりますね。

よく大きな地震の時はまず机の下にもぐれと言いますが、実際に机の下にもぐる人を見たことがありません。かくいう自分も机の下にもぐった経験ってほとんどありません。

11年前の震災の時も、職場で震度5くらいの揺れが起きましたが、やることと言えばみんな身構えるとか、PCのモニタを押さえるとかそんな感じでした。誰も机の下になど行きません。今どきの薄い液晶モニタなんか倒れたってって誰も死なないし、それより自分の身を守ることが大切なのになぜモニタなど抑えるのでしょうか。あの震災で東北のTV局の様子が映っていましたが、みな恐怖におののきながら、机にもぐったりはせず、モニタを押さえていました。この期に及んで何故モニタなんか抑えるのでしょう。

ただ実際、机にもぐるのって結構勇気の要る行動だと思えます。なんとなく気恥ずかしさもあるし「そこまで大げさなことはしたくない」という意識がどこかにあるのでしょう。防災の啓蒙をする側の皆様に問いたい。「机の下にもぐれ」というあなたは、実際机にもぐったことありますか?と。

実際に机の下にもぐって命が助かることってあるのでしょうか。